不動産情報収集システム （空き家対策）
不動産流通システムは、わが家の終活バランスシートを作成するための各種情報収集するためのシステムです。
トップ画面左上には住所検索機能、右上から各種メニュー機能：以下背景地図・地価情報表示データ・リンク先設定などの各種機能が利用できるシステムになっています。
物件地を確認し地価情報の確認やリンク先を選択し、価格形成要因について確認が出来ます。画面を見ながら依頼者や相談者に物件価格の根拠や近隣状況を示すことが出来ます。（画面を見ながらの説明も可能です）
わが家の終活バランスシートの作成
（Step1～4：5ページ）
Step1 表紙（1P）
わが家のバランスシートは表紙を含め5ページ構成になっています。
※コメントでは人生に終わりがあるように「わが家」も終わりがあります。不動産という「財産」を「資産」として眺める判断材料を提供出来ます。
Step2
わが家の終活バランスシート（2P）
わが家の終活バランスシートは現在版と５年度版を比較しています。
左方（資産）と右方（負債）の合計が一致するように出来ています。
左方の③▲（マイナス）の過払い・持ち出し額と右肩⑨+（プラス）の手許余剰金で「資産」と「負債」のバランスが取れています。
左に（資産）「不動産の実勢価格」（資金調達目標値）、右に（負債）わが家の終活費用、④⑤「維持管理費」(固定資産税・火災保険等)、⑥「除却費用」（解体・片付け費用）、⑦「対策費用」（相続・測量他）など両者のバランスを比較検討する「バランスシート」を作成し、所有者に価値認識を持たせ家族(相続人等)の影響を考慮したライフプランを検討して数値化しました。
①建物・土地査定、②売価却予定価格はステップ３を参考に記入してください。
Step3
わが家の不動産価格調査書（3・4P）
わが家の不動産価格調査書の作成方法
- ① 登記上の所在地を記入
- ② 位置座標：所在地をGoogleマップ（不動産流通システム）で確認 座標をコピペして張り付ける
- ③ 土地・建物は自己記入
- ④ 現況用途以下（別表：価格要因・選択肢）参考に右クリックで選択記入
- ⑤ 除却前既存住宅価格の査定 ４P
周辺の中古取引情報を最大4件までデータ抽出表から選択転記できるようにした。
取引情報を基に中古住宅価格（土地・建物）を算出する。あわせて空き家除去前の固定資産額を聞き取り記入します。 - ⑥ 除去後の更地価格の査定 ４P
周辺の更地取引情報を最大3件までデータ抽出表から選択転記できるようにした。
シート中位の固定資産税路線価を地価マップより入手し数値を記入すると0.7で割り出した取引水準地が自動入力される。時点補正と市場調整率は直接入力で補正することが出来ます。
街路補正(その他地域のみ)と画地補正は価格形成要因で選択した項目がExcel様式シートにプログラム比準表にて計算された補正値が表示されます。
- 更地価格（a）＝取引水準 ×（修正・補正・調整率）× 面積（更地査定価格〇〇円/m2）
- 取り壊し費用相当額（ｂ）：建物解体費用と建物内財物処理費用の合計
- 取り壊し後の土地査定価格 （a）-（ｂ）
- 空き家除去後の固定資産推定額 固定資産価格を基に算定
Step4
建物老朽化専門家初見及びわが家の終活バランスシートについての概略（5P）
建物調査項目による老朽化について専門家初見記入欄を設けました。
目視や依頼者の聞き取りにより建物の状況を把握し、除却や活用の判断材料としました。
この事業の報告書は当HPの行政との取り組み➠国との取り組み➠「除却を終着点としたわが家の終活コンサルティング事業」報告書に詳細を掲載しております。参照してください。